グッド・ウィル・ハンティング【苫米地式コーチング　西村まゆみ】

苫米地式美人コーチ　西村まゆみです。

今回（４６２号）お届けする動画は

「コーチまゆみの利用法」

です。

動画　→    https://youtu.be/2Bj95uQKkAE

皆様、
『グッド・ウィル・ハンティング』

と、いう映画をご覧になったことが
ございますでしょうか？

あれは、一言でいうと、
心理学に携わるものや
コーチが大好きな映画です。

先日、テンプル大学の心理学講座で
アンソニー先生が

「ぼくは３０回以上見た。」

と、言ったので、
私、吹き出しちゃったもんね。

「いいじゃん、分析のためさ」

と、アンソニー先生は
おっしゃってましたよ。

主演のロビン・ウィリアムズさんが
昨年自殺なさったのに
私はショックを受けましたが。
ともあれ、

『グッド・ウィル・ハンティング』

のストーリーは、
天才的な頭脳をもった青年ウィルが、

心理学の大学教師ショーンとの
個人セッションの繰り返しで
徐々に更生していく過程を
じっくりと描いたものです。

悪友との関係と、数学の世界、
彼を理解してくれる彼女、

その間でシーソーというか
ゴムのひっぱり合いのように
ショーンの揺れる心を表現する

マット・デイモンの脚本が
とにかく素晴らしい。
アカデミー賞を取っています。

このストーリーには山場があって、
頑固なウィルの態度に
ムカついたショーンが

自分の奥さんの死に対する
心の傷を打ち明けるシーンが
とても感動的なのです。

要するに

「喜怒哀楽も十分にリアルに
味わったことのねえ若造が
知ったような口をきくんじゃねえ！』

（俺のいうことに、ちっとは耳を傾けろ！）

という内容の、名シーンです。
この衝突以降の二人の個人セッションは
ほぼ、コーチングの手法と
言っていいと思います。

このシーン、私はブログで、
苫米地博士はある本で
取り上げたことがある。

解釈が真逆で笑えたのですね。

苫米地博士は、
怒ったショーンがその感情を
分析によって理性的に処理し

その後最高のコーチングの結果を
得ている部分を
評価しているようであるらしい。

私はショーンが感情的になって
自分の「情動記憶」を巧みに使って
ウィルにアプローチした部分を
重要視している。

ショーンのセリフで使われているのは
ローマのバチカンにある
システィーナ礼拝堂の絵画
『最後の審判』
ミケランジェロの作品。

『最後の審判』をリアルに見たのか
バーチャルに知ってるだけなのかが、
ショーンのセリフのキモ。

私も苫米地博士も
直にその絵画を仰ぎ見たことが
あるのですが。

苫米地博士と私は映画のシーンの
解釈が真逆だ。
これ、何なんでしょうね？

皆様はこの
『グッド・ウィル・ハンティング』
の名シーンに対して
どのような解釈をお持ちでしょうか？

良い映画ですので、
ぜひ一度は見て下さいね！

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