物事には順序がある　その２【美人コーチ】

苫米地式美人コーチ　西村まゆみです。

今回お届けする動画は

「『いい人』を演じるのをやめましょう」

です。

動画　→　http://youtu.be/yltqMjDl4KM

ジェームス・スキナーさんの
成功哲学のキーワードである

「DMD（違いをもたらす違い）」

に対して、私は部分的に疑っています。

「モデリング」で先人の知恵を
効率よく身につけるというのは
とても正しいと思うのです。

でも、この「違いをもたらす違い」の
考え方は、

「物事を順番に学ぶのでなく、
いきなりコアの部分を学ぶ、
楽ができる道がある」

つまり、
「物事はショートカットできて
じっくり学ぶ必要はない」

という誤解を、
少なくとも周りの人たちには
生んでいるのです。

ところが、そんな美味しい話を
真実だと思うと、
あなたはせっかくの機会を逸失します！

具体的な例をあげます。

（１）私は簿記を学びました。
簿記は２級のPLとBSの書き方を
まずマスターしないと、

１級の原価計算の時に
いったい何をやっているのだか
さっぱりわからなくなります！

基礎がおろそかになっていると
簿記１級は合格なんてあり得ません。

（２）私はオイルマッサージを
学んでいます。

私の目標は、疲れている人が
仰向けで寝ている状態のまま
リラクゼーション、

つまり、「気持ちのよい」
マッサージをすることです。

ところが、「仰向け」というのは
「うつ伏せ」の次にしか
学ぶことができません！

なぜならば、背中側よりも
お腹側の面のほうが
凹凸が激しいからです。

また、体には触ると体を痛める
部分というのがあり、

受け手にリラックスしてもらうには、
そういった危険な箇所の
すぐそばもマッサージする
必要があります。

ある程度習熟しないと
先生は仰向けの手技を
教えてはくれません。

要するに、私の始めの目標は
結構ハードルが高かったのです。

結論として、なぜ苫米地博士と
ルータイスさんのコーチングの手法が
効果が高いかというと。

ゴール設定をして、本当に
「したい！」と思うと、

他のことに目もくれず、
集中して学習したり仕事をするからです。

集中しているから、頭がフル回転で
グレイン・サイズやらクロックサイクルの
理論でいうところの
効率化が有効になるだけです。

これが私の持論です。

物事には順序があり、一定のボリュームがある。
「そこは端折る（はしょる）な」

と、サボり屋さんに対して
私というコーチは忠告いたします。

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本日は以上です。