フスハーとアーンミーヤ　その１【苫米地式コーチング　西村まゆみ】

苫米地式美人コーチ　西村まゆみです。

今回（５６８号）お届けする動画は

「不妊症の定義知ってますか？」

です。

動画　→　https://youtu.be/O0KFEtu22d0

コーチとして、
アファメーションの書き方教室を
おこなっている私。

当然、「言葉」というものに
敏感にはなるのです。

皆様、書き言葉と
話言葉の乖離（かいり）というのを
普段は意識なさっていますでしょうか？

もしくは、テレビで話される言葉と
自分が話している言葉の違いについて
よく意識して見られたことは？

昨年、ISIL（アイシル、イスラム国）の
ニュースで皆様がよく目にしたと
思われる、アラビア語。

アラビア語はフスハーという
正則アラビア語と、

国などの地方ごとに話される
アーンミーヤが驚くほど違います。

フスハーはアラブ諸国の共通語。

テレビではフスハーが
使われるのですが、

フスハーは西暦４世紀ごろの
言葉がそのまま大事に使われているので、

日本の感覚でいうと、
万葉（まんよう）言葉がそのまま
使われているようなものです。

源氏物語の言葉が
テレビで話されていて、
理解できているようなものです。

ヨーロッパでいうと、
中世カトリック教会は
長らくラテン語を書き言葉にして

各国ではロマンス諸語が
話言葉で使われていましたが。

まさに、それを現在も続けているのが
アラビア語の文化圏。

イスラム教の経典
『クルアーン（コーラン）』

の言葉だから、大事に元のままの姿、
元の発音のままで扱っているのです。

話言葉であるエジプト方言や
シリア方言などは、
アーンミーヤで、

各国で、それぞれの音の雰囲気が
全く異なります。

このように、話言葉と書き言葉、
共通語と口語には違いがありますので、

普段、皆さまが言葉を操る時には
その仕組みを理解し意識していたほうが
当然ながら効果的に扱えるはずです。

アラビア語の音の響きについては
次の号でお話しします。

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本日は以上です。