自信が行動に現れる【美人コーチ】

苫米地式美人コーチ　西村まゆみです。

今回お届けする動画は

「コーチングってどんな人が
受けるんですか？」

です。

動画　→　http://youtu.be/gIqqgJYYl9I

大きな企業は「法人」というだけあって
まるで人のような動きを見せます。

私が16年間勤めていたNTTドコモ。

マーケティング戦略上、
日本最大級の「典型的失敗例」と
社外からは評価されたもの

それが「DoCoMo2.0」です。
「ドコモ・にーてん・ぜろ」と読みます。
2007年に始まり2008年に終わりました。

一言でいうと、

「企業全体のコレクティブ・エフィカシーが
著しく下がっていたのが
モロに広告表現に現れた」

と言えます。

コレクティブ・エフィカシーとは、
集団としてのエフィカシー。

ゴールを達成できるという
自己（企業）の能力に対する評価です。

このDoCoMo2.0戦略では
赤い大きな星型のロゴとともに

「さて、そろそろ反撃してもいいですか？」

などの、お高くとまったセリフが
展開されました。

CMに採用されたタレントの数が
多すぎたことも批判の対象となりました。

当時、大前研一氏などに、
ものすごく叩かれたのです。

ライバル企業を意識しすぎていて
お客様の視点が欠落していると。

この戦略の興味深い点は
打った手がことごとく裏目に出たこと。

広告を見る人は言葉の裏にある企業（ドコモ）の
自信のなさを敏感に感じ取りました。

コーチとなった今だからわかる。
企業も人間も、

（１）行動するまえに、
まずは高いゴールを設定して、

（２）エフィカシー（自己評価）を
あげることが先なのです。
 

そんな典型事例を私は社内で
当事者の一人として
目の当たりにできたのでした。

ものすごく教訓となっています。

本日は以上です