フスハーとアーンミーヤ　その２【苫米地式コーチング　西村まゆみ】

苫米地式美人コーチ　西村まゆみです。

今回（５７１号）お届けする動画は

「食事に着目しよう」

です。

動画　→　https://youtu.be/vhZcNnqIhpM

やや怖いお話は今回まで。
明日からは明るい話に戻ります。

苦手な方は、以下の行は
どうぞ、お読みになられませぬよう。

＊　　＊　　＊

１９４５年、小笠原の父島で起きた
戦争犯罪「小笠原事件」は、

日本の海軍幹部が
アメリカ航空部隊の捕虜を処刑し、
人肉を食べた事件です。

当時、父島は食料事情が悪くは
無かったとのこと。
飢餓が原因ではありません。

軍の幹部が酒の肴として、
肝臓（レバー）を食べるために
部下に命じて捕虜を処刑

酒宴で５名が食べられ、
日本の敗戦後に関係者は
戦犯として処刑されました。

アメリカの第４１代
ブッシュ大統領（パパ・ブッシュ）は、
当時海軍パイロットで、

父島で乗っていた飛行機が撃墜されて
パラシュートで脱出。
漂流し、潜水艦に救助されました。

つまり、自分は間一髪で助かり
食べられずに済んだけれども、

同胞が敵軍に食べられたという
悲劇を経験したのです。

ですから、ブッシュ大統領の
対日観には

「日本は許せない」

という思いが、当然長いこと
あったといわれています。

カニバリズムの史実を見て
感じるのは、

特定の環境に置かれると、
人間とは性質が何とも簡単に変わり

残虐なこともできてしまうという
事実なのです。

雰囲気に流されやすいとでも
いいましょうか。

コーチとしては、

「狂気に走りそうな環境にいたり、
精神が弱っている時には
酒を飲むな！」

と、言いたいのは、
こういった理由もあります。

逆に、外部要因や雰囲気で
行動や倫理観までが
簡単に変わってしまうのが
人間の性質であるからこそ、

コーチングのような
他者の働きかけを用いて
マインドを変える技術が
有効であるのだとも考えるのです。

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本日は以上です。